セルシスは、「CLIP STUDIO PAINT」のVer.1.12.0アップデートで、Adobe Photoshop形式（PSD/PSB）のテキストレイヤー出力に対応したと発表しました。WEBTOON Entertainment社と技術提携をしており、その取り組みの一つの成果としてPSD/PSB形式へ対応しました。
CLIP STUDIO PAINTでPSD形式出力対応！
マンガやウェブコミックなどの作品制作にはCLIP STUDIO PAINTが数多く利用されています。グローバルに向けて多言語に翻訳して提供されるケースも増えてきているとのことで、その際にPhotoshopファイル形式が使われることが多く、CLIP STUDIO PAINTでの対応が待たれていました。
今回のアップデートでCLIP STUDIO PAINTからPhotoshop形式のテキストレイヤーの出力が可能となり、Photoshopを利用したテキストの再入力にかかるコストを削減し、翻訳作業が必要なコンテンツのグローバル流通の促進が期待できます。
動画を見ると一目瞭然ですが、テキスト部分をそのまま変更、フォントの差し替えやテキストの書き換えなどが簡単にできるようになっています。これにより翻訳作業の手間も削減され、グローバルリリースのためのコストも大きく削減されるようになりました。
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