Unityは、Chromecastを利用してゲーム画面をテレビに投影するプラグイン「Google Cast Remote Display plugin」をリリースしました。
このプラグインを使うことで2つのスクリーンを利用できるようになり、大画面テレビの映像と手元のスマートフォンで操作するゲームが開発できます。
「Google Cast Remote Display plugin」は、まずUnity向けのRemote DisplayプラグインをAsset Storeからダウンロードしてください。
Remote Display パッケージをインポートして CastRemoteDisplayManager Prefabをシーンに追加します。次に、ローカル用とリモートディスプレイ用のカメラを準備して、CastRemoteDisplayManager で設定します。
CastボタンをUIに表示するには、シーンに CastDefaultUI Prefabを追加します。これだけで準備は完了、あとはビルドしてCastボタンを押すと、設定したリモートディスプレイの映像がテレビに出力されます。
例えば、手元のスマートフォンをコントローラー代わりに遊ぶアクションRPGや、スナイパーの照準、カードゲームの得点計算を表示するなど、2画面の活用方法は様々です。
Chromecastの利用者も増えてきており、ゲームの需要も高まってきています。そんな中登場したこのプラグインは、家庭用ゲームのあり方も変えることができるかもしれません。
・Unity Google Cast Remote Display plugin
https://blogs.unity3d.com/jp/2015/12/03/take-mobile-games-to-tv-with-google-cast/
・Chromecast
https://www.google.co.jp/chrome/devices/chromecast/