ゲーム開発では様々なツールが採用されていますが、アニメーションツールとして「Spine」が多く使われ始めています。
これは2Dアニメーション専用に設計されたソフトウェアで、使いやすくアウトプットされたアニメーションも魅力的です。
「Spine」はコンシューマーからモバイルゲームまで様々なプラットフォームで利用され始めているツールで、激しいアニメーションでも滑らかに動かすことが可能です。
細かく動きを設定でき、例えば鳥の羽を一枚一枚動かすこともできます。2Dアクションゲームでの利用も多く、走る、跳ぶ、切りつけるなど、従来のアニメーションでは膨大なデータが必要だったものが簡単に制作できるようになりました。
キャラクターの振り返りにも対応しているため、一定方向の横スクロールの他、後ろを向いて移動するベルトスクロールアクションの開発にも対応できます。
使い方によっては3Dで動いているかのような滑らかなアニメーションも制作できるので、最新の技術を使った2Dアクションゲームを開発するのに最適なツールになっています。
また、Unityやcocosなど多くのミドルウェアに対応したランタイムがあるので、開発者はアーティストがSpineで制作したアニメーションデータをエクスポートし、そのままインポートすることが可能です。
・Spine公式サイト
https://ja.esotericsoftware.com