電子書籍専門の制作会社、幻想迷宮書店は1980年代から90年代にかけて、大人気を博したベニー松山による「小説ウィザードリィ」3作品の電子書籍版を配信すると発表しました。
だ“ライトノベル”という言葉も存在しない1988年、Jicc出版局(現・宝島社)発行の「ファミコン必勝本」というゲーム攻略雑誌に連載された小説として、この作品は生まれました。
コンピューターゲームを原作にした小説など、まだほとんどない当時、古典RPG「ウィザードリィ」を題材にした『隣り合わせの灰と青春』は、ゲームに興味のない人間には知る機会すらありませんでした。
原作ゲームの熱心なプレイヤーでもあった著者、ベニー松山は、キャラクターレベル、マジックポイント、転職などといった、ゲーム本編ではシステムとして存在しているのみの概念を、血の通ったリアリティある考察として再構築し、物語を構成する“世界”として表現。その圧巻の筆力は高く評価され、口コミで徐々に広まり、多くの読者の支持を獲得するに至りました。
著者のベニー松山氏は、キャラクターレベルなど、ゲーム本編ではシステムとして存在しているのみの概念を血の通ったリアリティある考察として再構築し、物語を構成する“世界”として表現。その圧巻の筆力は高く評価され多くの読者に支持されました。
この小説は、amazon kindle用電子書籍として順次発売され、2016年4月11日に『隣り合わせの灰と青春』(600円)、5月1日には短編小説『不死王』(100円)、5月下旬に『風よ。龍に届いているか』(1200円)の三作品を幻想迷宮書店から連続リリースされます。
「幻想迷宮書店」
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