Unityは公式ブログにて、2017年3月にリリース予定のUnity5.6を最後に5系の更新サイクルを終了、新しいUnityは「Unity 2017」となることを発表しました。
Unity5.6で追加される機能は以下の通り
- Unityエディターの機能:
- 新しいプログレッシブライトマッパー ― ライティングのイテレーションの時間を短縮し、ベイクにかかる時間を短縮します。 (参考動画: UNITE LA 2016 キーノート)
- 新しいビデオプレイヤー ― 4K ビデオと VR の 360 度ビデオをスムーズに再生するために、マルチプラットフォーム対応とパフォーマンスを考慮して構成を一からやり直しました。
- macOS版UnityエディターでMetalをサポート
- 2D ゲーム開発のワークフロー改善のための新機能
- 追加されたサポートプラットフォーム:
- Google Daydream,、Cardboard
- Facebook Gameroom
- グラフィックス:
- Vulkan のサポート
- Metalを使用した計算処理をサポート
また、Unity5系の永続ライセンスを所有しているユーザーはUnity5のライセンスが2017年3月までとなっていますが、「2017年3月3日以降」にリリースされたとしても、それは Unity 5 であり、永続ライセンスで利用できるとのこと。Unity 5.6 を、プロジェクトを出荷できる安定したプラットフォームとして使っていただくために、リリース後さらに 12 ヶ月間に出される修正パッチなどを受け取ることができます。
Unity5.6の後の新しいナンバリングは「Unity 2017」となり、2017年にリリースされるものは2017.x サイクルとなります。バージョンのナンバリングを変えることで、Unity 5のサイクルが終了したことを明確にして過去のメジャーバージョンのリリースモデルから決別し、現在のリリースモデル(機能が完成でき次第リリースする)に沿ったナンバリングをすることができます。
・Unity公式ブログ
UNITY 5の最後のバージョンはUNITY 5.6になり、次はUNITY 2017となります。
https://blogs.unity3d.com/jp/2016/12/13/unity-5-6-wraps-unity-5-cycle-whats-next-in-2017/