VRヘッドマウントディスプレイは『Oculus』と『HTC Vive』の2大メーカーで争われるのでしょうか。
アメリカ・シアトルで行われてる「PAX Prime 2015」では試遊体験もでき、多くの人がVRを体験。
ゲーム開発にも期待されるVRは現在世界中で注目されています。
Oculusは製品版が展示されており、筐体にマーカーのついていないタイプがみられます。
ヘッドフォンを標準搭載しており、ディスプレイ解像度は両目で2K近くとなり、PCの性能が良ければ現実と間違ってしまうレベルのコンテンツを体験できます。
筐体とPCの間にケーブルがあるため大きな動きには適していないのが気になるところですが、その没入感は素晴らしいものがあります。
対して『HTC Vive』も負けていません。
グリップコントローラーを二つ使ってゲームを体験、PS3のモーションコントローラーのような使い方で自由な操作も可能になっています。
ディスプレイ解像度はOculusには届かないものの、ゲームコンテンツの充実が予想されます。
「レーザーポジションセンサー」と呼ばれる機器を設置することで、15フィート×15フィート(およそ4.5メートル四方)を自由に動けることが魅力です。
しかし視界が奪われているため、壁にぶつかったり怪我をする可能性もあるのが、開発側の懸念点の一つになってしまいます。
そのほかVRには『FOVE』や『ハコスコ』といった製品も出てきており、2016年は熾烈な覇権争いが始まりそうです。