UPQの技適未取得問題と,意外と知らないスマートフォン利用の注意点

UPQPhoneA01_001

株式会社UPQ(アップキュー)より先日発売された格安スマートフォン「UPQ Phone A01」が音声通話の技適マークを取得していなかった問題がありました。
スマートフォンに限らず、電波を発信する物を日本国内で利用するためには、「技術基準適合認定」通称技適マークが必要となります。

・「『UPQ Phone A01』初期出荷分回収のお願い」に関する訂正について
https://upq.me/jp/news/20150925_2/

・株式会社UPQ公式サイト
https://upq.me/jp/

 

■技適マークの無い製品で電波を発信すると法律違反

技適マークを持たない製品を単純に所有するだけなら問題ありませんが、スマートフォンのように電波を発信してしまうと法律違反となります。
一般的な消費者はそんなマークまで確認することは無いので、気が付いたら違法なスマートフォンを使っていた、なんてことになるわけです。
確認を怠ったという理由で製品を出荷することはまずあり得無いので、こうした結果となった同社には正しい情報を発表していただきたいところではあります。

■技適マークの確認方法

スマートフォンでは「設定」から電磁的に表示させて確認できます。
このマークがなければ電源を入れて電波を送受信した瞬間に違法となってしまいます。

Screenshot_2015-09-26-18-33-09 のコピー技適マークの例

特に気をつけたいのが海外製のスマートフォンを個人輸入する場合です。
日本未発売の機種、「Windows Phone」や「Android」端末を安いからという理由で購入してしまうと、日本国内で認証を受けておらず、技適マークが付いていないため利用できません。
完全に電波を遮断する特殊な部屋で検証のために利用している企業もありますが、一般ユーザーが使うことはできないのが現状です。

一部の外国人旅行客には技適マークなしの端末利用が許可されるなど、徐々に緩和されてはいるものの、日本人が使うこと許されていません。

■技適マークは必要?

企業が日本国内で通信機器を発売するためには必要となります。
認証を受けていないというだけで動作には影響がありません。このマークは、様々な電波が飛び交っている環境下で、他の通信機器を妨害したり、人体に影響がある電波を発信しないようにするため定められたものです。自己責任で使う、という事も認められていません。

今回の問題については、データ通信のみ認証を受けており音声通信が認められていない、というものとのことなので、データ通信専用であれば使えるような気がします。
しかし、端末そのものが発信する電波はユーザーの契約には影響しませんので、正式な認証を受けるまでは利用しないのが賢明でしょう。

・「技適マーク」の電磁的表示を可能に、総務省が省令案
https://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100209/344395/

・総務省 技適マーク、無線機の購入・使用に関すること
https://www.tele.soumu.go.jp/j/adm/monitoring/summary/qa/giteki_mark/

・なぜ、技適なしスマホの解禁を外国人のみに限定するのか
https://weekly.ascii.jp/elem/000/000/299/299618/

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