ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社は、ゲームセンターなどに設置される遊技機向けのUnityライセンス「Unity for 遊技機」を発表しました。
パチンコや遊技機などの筐体にUnityが使えるようになるというもので、月額9000円のサブスクリプションとなります。
「Unity for 遊技機」ライセンス(EULA)は、Unity Proの通常版のEULAに追加付与される形で提供されます。また、このライセンスの許諾を受けるためには、サブスクリプション版のUnity Proを利用していることが必要となります。
パチンコ、パチスロを含む国内の遊技機・アーケード筐体の開発をUnityを使用して行う場合、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社から別途「Unity for 遊技機」の利用者許諾を受ける必要があります。生産台数が1000台以下の組み込み機器については今まで通り通常のUnityのEULAにて許諾されているため、別途許諾を受ける必要はありません。
遊技機は様々な映像や美しいグラフィックスが求められ始めており、これまでは一部のゲーム開発会社や映像制作会社が開発することも多い業態でした。
Unityが使えることにより、これまで開発できなかった企業も導入コストを抑えて参入することも可能となり、遊技機・アーケードゲームにも新しいコンテンツが増えてくる可能性があります。
Unity5の美しい映像や3Dを駆使したコンテンツの登場に期待したいですね。
・Unity for 遊技機 – プレスリリース
・ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン