株式会社レティビーは、趣味・関心、悩みごとをコミュニティとして立ち上げ共有することで、そこに集まった仲間とオンラインで繋がることができるLGBT特化型のコミュニティアプリ「nesty(ネスティ)」を、2016年1月20日(水)よりサービス開始しました。
「LGBT」とは性的少数者を限定的に指す言葉で、虹色がモチーフとなっており、日本ではあまり馴染みがありませんが、世界的に見れば理解が進んでいるものでもあります。
企業でも「LGBT」などのセクシャルマイノリティに対して差別を行わず、普通の人間として関わっていこうという姿勢も多く見受けられます。人権啓蒙団体の「Human Rights Campaign」通称HRCでは、企業のレーティングも行っており、このレーティングが高いほど優良企業として人気が高くなる傾向があり、日系企業ではトヨタやスバルが上位にランクインしています。
なお、HRCのレーティングを確認できるアプリも配信されています。
※以下プレスリリースより
■年々高まるLGBTに対する関心。当事者の情報格差を減らすために必要な「コミュニティ」
日本の人口の7.6%、およそ13人に1人いるといわれているLGBT。2015年アメリカ全州で同性婚が認められ、日本でも渋谷区でパートナーシップ証明書が発行されるなど、LGBTに対する関心は年々高まっています。しかし、まだLGBT当事者がカミングアウトをして生きていくには、環境が整っていないことも事実です。インターネットの普及により、数十年前よりもLGBTに関する情報が手に入りやすくなりましたが、まだまだLGBT当事者にとってコミュニティや情報へのアクセスやつながりをつくっていく手段が多くありません。情報やつながりが手に入らないことにより、自分のセクシュアリティを受け入れることができずに長年悩んでしまう人たちが多くいることも現実です。
■誰でも、何でも、立ち上げられ参加できる。共通の話題で話せる仲間と「つながる」コミュニティ
「nesty」は、個々の出会いの場を提供する出会い系サービスとは違い、日常的な疑問・不安・関心事を一つのコミュニティとして立ち上げ、そこに集まった仲間とオンラインで「知る」「聞く」「つながる」ことで、自分のセクシュアリティを隠すことなく趣味の話ができたり、周囲の人にはなかなか聞けないような相談が手軽にできることを目的としたコミュニティアプリです。
情報やつながり不足で悩んでしまう人たちを少しでも減らし、地域による情報格差を少しでも減らしたい。そういった想いから開発しました。
■2016年内にはユーザー数100万人獲得目標、アジアを中心に世界でも展開予定
「nesty」は、年代、地域、性別に関わらず、自分と共通する要素を持つメンバーに自分の悩みを共有したり、新しいアイディアをもらったりすることで一人一人が自分らしく生きていくということに少しでも前向きになれるツールになることを目指しています。
今後は日本だけではなくアジアを中心に世界でも展開、2016年内には全世界でのユーザー数100万人獲得を目指し、オンラインからオフラインで実際につながれるようなイベント作成機能などの実装も予定しています。
・Nesty – iTunesStore
・株式会社レティビー