中国のPICOは、CPU内蔵型のVRヘッドマウントディスプレイを発表しました。
専用コントローラーにCPUが内蔵されており、単体でゲームが遊べるユニークな仕様となっています。オレンジ色の本体もポップで可愛らしいですね。
「PICO VR」はコントローラーの中にCPUが搭載されており、VR機能付きコントローラーといったところでしょうか。これにより単体でのVRコンテンツ利用が可能となります。
解像度は両眼で2K(片目1080×1200)の有機ELディスプレイを採用。リフレッシュレートは90H、描画のレイテンシは20ms以下となっています。
これは世界中で注目されてるOculus RiftやHTC Viveと同じ程度となっているため、映画やゲームコンテンツの利用に最適です。
また、公式サイトにはモーションコントローラーとみられるスティックとカメラがあるため、十字キーを配したレトロなコントローラーの他にも入力デバイスとして利用ができるかもしれません。位置情報を利用したコンテンツはVRの特徴とも言えるため、ゲーム用途以外にも楽しめるツールが登場しそうです。
ベースはAndroidとなっており、開発用SDKも提供されています。
本体カラーは黒とオレンジの2種類。
「PICO VR」は2016年6月に中国での発売を予定、現在予約を開始しています。
・PICO VR公式ページ(中国語)
・Pico Mobile SDK