CRIミドルウェアは、プログラミングなしで124種類の振動でゲームを演出する触覚ミドルウェア「CRI HAPTIX(読み:シーアールアイ ハプティクス)Android版」の提供を提供開始すると発表しました。
CRI HAPTIXは、124種類のバリエーションに富んだ振動パターンをゲーム演出に活用することで、これまでにないユーザー体験を実現する触覚ミドルウェアです。触覚技術で世界をリードするイマージョン社と、ゲーム開発向けミドルウェアのCRIが提携して、高品質な触覚演出がプログラムレスで可能な開発環境を実現しました。
ビジュアルエフェクトとは異なり「無音の演出」である振動はゲーム演出の新しい選択肢です。これまで音や映像で行っていた演出以上に直接ユーザーへ届けることができる「振動」は新しい無音のサウンドエフェクトとなります。
触覚演出を効果的にゲームに組み入れることで、ユーザーのプレイ時間の増加やリテンション(再訪率)の向上が見込めます。イマージョン社が米国で行ったテスト(※)では、同じゲームでも、触覚演出ありの場合のプレイ時間、起動回数、課金率が、触覚演出なしの場合に比べて高くなる、という結果が出ています。
※同一ゲームの振動有/無によるユーザーの動向調査
CRI ADX2の「Android 音声再生遅延推測機能」を使うことで、Android端末で起こりがちな、サウンド、ゲーム描画、振動のズレを解決し、心地良いゲーム演出を実現します。現在の対応ミドルウェアはUnity、Cocos2d-xに対応しており、開発環境に合わせた触覚演出の設定が可能です。
■対応端末
Androidスマートフォン
■ライセンス料
ゲームアプリの売上に応じたレベニューシェア方式
■「CRI HAPTIX」製品紹介ページ
https://www.cri-mw.co.jp/product/smartphone/haptix/index.html
■製品に関するお問い合わせ
https://www.cri-mw.co.jp/contact/