岐阜県大垣市に本社を構える金属加工会社「有限会社早野研工」は、平成28年2月より大学生と共同でカードゲーマーアイテムを商品開発し、同年8月26日よりCAMP FIREクラウドファンディングを開始しました。
カードゲームで対戦する時に使う「ライフカウンター」がありますが、通常は手書きや専用アプリなどを使うことが多いです。それを、使いやすい大きさ、デザインはそのままに、高級感を追求。存在感のあるライフカウンターに仕上げました。
脇役だったライフカウンターに革命を起こしたいとの意味合いをこめて「Revolution」から、ライフカウンター「Rev.」と名付けています。傷が目立ちにくく指紋のつかないマット調のカラーリング、カチカチと小気味いいクリック音。プレイマットを片付ける際に飛ばされることも、他の人のライフカウンターと間違える心配もありません。
≪ライフカウンター≫
対戦カードゲームの一種である「マジックザギャザリング」や「フューチャーカード バディファイト」などにおいて、自分の持ち点(ライフ)を記録する道具の事。歯車上の板に数字が印字されており、歯車を回転させることで数値が変動、のぞき穴を見ることでお互いのライフを確認出来る。これまで、この歯車を使ったライフカウンターはほとんどすべてがプラスチック製、金属製のものはそろばん型やフィギュア型など持ち歩きに不便なものばかり。そこで、インターン生の企画により実用的ながらも他のプレイヤーに差をつけられる金属製ライフカウンター「Rev.」の開発プロジェクトがスタート。
≪企業紹介≫
有限会社早野研工は、昭和63年に設立した、大垣市にある小さな金属加工会社。従業員は24名。自動車の試作部品を始め、建設機械部品や輸送機部品など様々な金属加工を手掛けている。リーマンショック時に仕事が激減、会社の存続を危惧するほど苦しい日々が続いた時、お客様から受注をただ待つだけの“待ち工場”ではなく、自分たちからものづくりの魅力を発信できる会社になろうと決意。
異種交流展示会「メッセナゴヤ」に参加、金属製のウクレレや麻雀牌を自社製作。会社の技術力と共にものづくりの魅力を広める活動に尽力している。
・CAMP FIRE ファンディングページ
https://camp-fire.jp/projects/view/9636