Oculusは、2017年2月27日よりアメリカ・サンフランシスコにて開催されているGame Developers Conference 2017でOculus Riftの価格を最大200ドル値下げすると発表しました。同社のVR用HMD「Oculus Rift」を100ドル、専用コントローラー「Oculus Touch」を100ドル、合計で200ドルの値下げとなります。
Oculus Riftが値下げとなったことで、本体が499ドル、コントローラーの「Oculus Touch」は99ドルとなって合計598ドルとなります。同様にオプションのセンサーも59ドルに値下げしたとのこと。これまで導入コストが高かったOculusですが、日本円にしておよそ30,000円の値引きとなり、合計76,600円と価格が安くなりました。
しかし、Oculus Riftを動作させるためのPC導入も必要となるため、機材を持っていない個人での利用にはまだまだ導入コストが高くなっています。PSVRやGearVRなど、ライバルのデバイス価格と比べても比較的価格は高いため、普及にはもう少し時間がかかるかもしれません。
また、最新のVRコンテンツを発表、Epic Gamesが手がけた「Oculus Rift」専用VRFPS『Robo Recall』の配信開始を発表しています。Unreal Engine 4で作られたゲームで、ロボット企業Robo Ready社のリコール担当となって、欠陥から暴走を起こしたロボットたちと戦っていく無料タイトルです。ソースも公開されているとのことでMod制作もできるようになっています。
・Robo Recall 紹介ページ
https://www.unrealengine.com/ja/blog/robo-recall-released-for-free