Facebookが開発しているVRカメラ2種類が公開されています。x24と呼ばれるカメラにはカメラが24個付いており、x6と呼ばれるカメラにはカメラが6個付いているとのこと。特別に設計されたソフトウェアを使用してオンラインでレンダリングできる360度のカメラであるSurround 360を発表しましたが、それとは異なる新しいバージョンとなっています。
このVRカメラは従来の360度撮影が可能なカメラとは異なっているとのことで、通常は足元を見ると三脚や黒い円など、三脚が映る部分がどうしても残ってしまいます。三脚や撮影者を移さないように底部には仕切りの様なものが映る場合もあります。
Facebookが開発中のVRカメラの場合はそれがなく、足元を見るとしっかりと床が映っていて、自分が宙に浮いているかのような感覚になると言います。
また、撮影された動画には深度があり、ピクセルが深さを持つこととなります。視覚効果の追加が容易になり、3D効果を簡単に追加できるようになるなど、VR動画の扱いやすさがこれまでのVRカメラとは異なる特徴が挙げられています。
現在のところ一般販売は行われないようで、限られたパートナーにのみライセンス供与されるようです。
・Facebook is taking a second crack at designing 360-degree cameras
https://www.cnbc.com/2017/04/19/facebook-x6-and-x24-360-degree-cameras-unveiled.html
・Facebook Surround 360
https://www.engadget.com/2016/04/12/facebook-announces-its-360-degree-camera/