株式会社アドバンスト・メディアは、留守番電話に特化した音声認識エンジンを開発し、販売を開始したと発表しました。この音声認識エンジンによって、留守番電話の録音メッセージを文字化、スマートフォンなどで確認できるようになるとのことです。
留守番電話サービスの録音音声をディープラーニング技術を用いて学習させ、留守番電話専用のエンジンを開発。電話の独自のノイズや周辺環境に対応した電話回線専用の音響チューニングと、留守電に特化した言語モデルを組み合わせることにより高い認識率を誇ります。これまでの電話用の音声認識エンジンと比較し、10%のエラー改善率を実現。
音声認識開発キット「AmiVoice SDK」を使った組み込み開発や、企業独自の電話サービスへの連携利用可能です。既に、各種留守番電話サービスに採用されており、今後は通信キャリアや仮想移動体通信事業者(MVNO)などへの更なる導入拡大を目指してるとのこと。
留守番電話で利用される言葉はある程度のパターンがあるので解析しやすく、それらを繰り返し学習させれば認識率を上げられるので、留守番電話サービスの利用促進にも繋がるかもしれません。
・株式会社アドバンスト・メディア
https://www.advanced-media.co.jp/