ドローンには不思議な魅力があるのでしょうか
女性がドローンに魅力を感じるというのは数少ないのかもしれません。でも1回でも操縦体験をしてもらうと一発でみなさんハマりますね。中でも「一番最初のドローン体験会でここに来れてよかった」と言っていただいた時は、すごく良い体験会を開くことができたと感じました。

ドローンジョプラスを立ち上げた時に、女性の活躍の拡大をしていきたいのと、次世代キッズの育成にドローンを活用できないかと考えており、現在はその2本柱で動いています。これからドローンを使う若手というのは、現在小学校に通っているような子どもたちです。15年後くらいにはドローンのパイロットが当たり前の職業になっていく未来が想像できるので、女性の力で発信していきたいというのが目標です。
ドローンを操縦するために資格取得をしている方も多いのでしょうか
今すぐに業務用の機械を扱っていく、というわけではないですが資格取得している方も中にはいます。今後の法律としてもアマチュア無線や第三級陸上特殊無線技士など、今後を見据えて資格取得をしてくださいという案内もあります。

ドローンジョプラスでは小学生や親子向けにドローンの使い方講座を開いているので、生半可な知識で喋れないんですよね、間違っていると業界の先輩方に怒られちゃうので(笑)なので、座学など最低限の知識を身につけた女性の所属が増えています。
ドローンの操縦にはどれくらい練習が必要なのでしょうか
趣味でやっている方と仕事でやっている方では全然違うと思いますが、私に関しては3年ほどで300時間くらいは飛ばしています。趣味でやっている方は30~40時間くらいは飛ばしているのではないでしょうか。最近のドローンは機体性能が高くなってきているので、そこそこのスペックのものを購入すれば、カメラもGPSもついていて、手放しでもホバリングしてくれるものもあります。そうした機体の進化に伴い、女性でも操縦に関しては全く問題ありません。しかし、安全に関することや現場を守るという意味では緻密な作業が必要になるのかなと思います。

全国にはどのくらいの女性ユーザーがいるでしょうか?
ピンからキリまで含めると300〜400人か、それ以上は恐らくいると思います。ドローンの操縦士の学校を卒業した人が2000人くらいだと言われていますので、そのうちの1/3くらいと考えてもそれくらいでしょうか。ドローンが好きという人はさらに多くいますね。
大半の方は空撮をやりたいと思っているようです。テレビでも普通にドローンで撮影した映像を見るようになってきました。
ドローンレースの女性パイロットはいるのでしょうか
今は2人ほどいますね、これまでは「Shiromai」さんが1人で頑張っていました。(Shiromaiさんは日本人女性初FPVドローンレース出場者)。レース用の機体はGPSなど姿勢維持装置が付いているものが少ないのでその場に静止させるのも技術が必要だったりします。そのかわり、くるくると回ったり、アクティブに動くことができるのでエンターテインメントショーを披露する場合に使われています。
Fat Shark Dominator HD3

ゴーグルタイプのFPVで、ドローンからの映像を直接見ることができる
マイクロドローンレースというものがあって、機体は手のひらサイズです。そのマイクロドローンを使うと女性でも簡単に飛ばすことができるようになっています。レースも以前は広い場所を使ったものが主流だったのですが、今は部屋の中で飛ばせるものが出てきています。それから流行り始めてきたかなという感覚がありますね。
ドローンの操作にはゴーグル型のFPV(First Person View)を使っていて、映像を見ながら飛ばすというのが一番の魅力です。オフィスで飛ばしたり、古民家を貸し切ってみんなでレースしたりしています。机の下や椅子の下を潜ったりして面白いですよ。マイクロドローンレースは火付け役の団体があって、普及させようと頑張っているところです。
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