ドローン好きの女性が増えてきているのをご存知でしょうか。ドローンといえばテレビ番組の空撮をしたり、災害救助などで活用されており男性社会のものというイメージがありますが、実はドローン好きの女性が増えてきているのです。今回、そんな女性のためのドローン情報サイト「ドローンジョプラス」の佐々木桃子さん(以下、ササモモさん)にお話を聞きました。
近年、ドローンは様々な業種で導入されてきており、テレビ番組の撮影でも欠かせない存在となってきました。『ドローンジョプラス』(https://drone-girls.com/)では「ドローンジョ」と呼ばれるドローン好きの女性が活動しており、その職業や年齢も様々です。
操縦も難しいし飛ばす場所もないし、と思っている方は、ぜひドローンの操縦体験会があったら参加してみてください。きっとドローンの魅力に取り憑かれるはずです。
■インタビュー
株式会社AIR ドローン事業部
ドローンジョプラス代表:佐々木桃子さん
ドローンジョプラスを立ち上げたきっかけを教えてください
約2年半ほど前、ドローンの事業を始めようと思った時に、女性でドローンを使っている人はほとんどいませんでした。仲間探しを兼ねて『ドローンジョプラス』というWebページを作成して、女性で一緒にドローンをしてくれる仲間探しを始めたのがきっかけです。
元々はドローンが好きでしたが、ドローンに関わっている人たちがどこにいるのかが分かりませんでした。ドローンのイベントに参加するようになってドローンをやっている人に出会うようになりましたが、とにかく女性がいなかったんです。
イメージがあまりないというところにビジネスチャンスを感じましたし、自分がこれを仕事にしていきたいと思った時に尖ったものが必要だと思っていました。そこでドローンに出会った瞬間にこれを仕事にしようと瞬間的に決めました。
サイトを立ち上げてから女性のドローンファンは増えましたか?
ドローンジョプラスは全国にドローンの魅力を発信する女性チームとして活動しています。ドローンに興味があって、少しでも触ってみたいと思ったらみんながドローンジョプラスですよ、というスタンスです。その意味合いでいえば、毎月行なっているドローンジョプラス向けの「ドローン操縦体験会」に来てくれる方はどんどん増えて来ています。
みんながドローンの仕事をしたいというわけではありませんが、最近ではドローンを仕事にしていきたいという女性も増えて来ています。サイトを運営していく中で仲間が集まって来て、現在は全国から60名くらいのドローンジョが集まってきています。
ドローンジョプラスにはどのような方がいるのでしょうか
登録されている方は一般公募で来ているため様々です。最年少は中学生から上は60歳くらいまで幅広く、みなさんドローンをやっている方が集まって来ています。職業も様々で会社員、アイドル、ソムリエをやっている方もいますね。基本的には本業があって、そこにドローンがあることによって生活が豊かになると感じて集まって来てくれています。単純に「ドローンが好き」という方の方が多いですね。
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