リモートワークという働き方をご存知でしょうか。一般的には会社に出社し、自分の机に座って仕事をしますが、リモートワークの場合は自宅や会社外で仕事をすることができます。他には東京にある会社から仕事を受注して北海道で作業する、といったものです。
リモートワークに必要なものや、あると便利なツールについてご紹介していきます!
リモートワークは怖くない
会社に出社せず、あるいは全く異なる地域に住む人と顔を合わせずに仕事をするのは抵抗があるでしょうか。直接顔を合わせて初めてわかる空気感もあるのですが、それ以上に便利な側面がリモートワークにはあります。
手の届かないところにいる人材は何をしているか分からないから不安だ、という声もよく聞きます。そういう時はアウトプットされた成果物をみて判断していく必要があります。
リモートワークに必要なもの
・インターネット環境
これは必須です。あらゆるものをインターネット経由で取り扱うためスマートフォンではなくパソコンで使えるインターネット環境を用意してください。
自宅の光回線、ポケットwifiがおすすめです。
カフェやファミレスに備えついているフリーwifiは使ってはいけません。自由に誰でも使えるインターネット環境はウイルス感染の可能性も高く、企業秘密のデータを取り扱うには向いていません。
どうしても必要な場合はスマートフォンの「テザリング機能」を使いましょう。
・パソコン
ノートパソコンでもデスクトップパソコンでもどちらでも構いません。
ただしある程度のスペックをもつパソコンを用意してください。ビデオ通話や動画の再生、画像処理などパソコンに負荷がかかる作業も考えられます。
メモリ4GB(推奨8GB以上)、CPUはcore i5以上推奨です。
古すぎるパソコンはウイルス感染の可能性が高いため最新の物を購入してください。
・ウェブカメラ
Logicool ロジクール HD プロ ウェブカム c920r (参考)
カメラを内臓していないパソコンを使う場合はUSBウェブカメラを準備してください。このカメラを使ってビデオ通話ができるようにします。
マイク内臓のものも売っていますが、別途マイク付きヘッドフォンを用意するのも良いでしょう。
・アンチウイルスソフト
パソコンにインストールするソフトです。家電量販店で購入できるものもありますので店員さんにおすすめを聞いてみましょう。
無料で使えるソフトもありますが、あまりパソコンに詳しくない場合は有料のソフトを購入してしっかりとしたサポートを受けるのが良いと思います。
インターネットを扱えるパソコンが用意できました。これで最低限の環境が整いました。次はリモートワークに便利なツールのご紹介です。
・スカイプ
相手とのやり取りに必要なビデオ通話機能を備えたツールです。
ビデオ通話のほか、チャットによる文字でのやり取りにも対応しています。データのやり取りもできるため、多くの人が導入しているツールです。
スマートフォン版もあるので、緊急時の連絡もやりやすく、相手の電話番号を知らなくてもインターネットを通じで通話ができます。
スカイプダウンロード
https://www.skype.com/ja/
・チャットワーク
これも最近利用者が増えてきているツールです。
クラウドワークスやランサーズ、その他リモートワークでやり取りを行うために使われます。
テキストチャットやグループチャット、データのやり取りができるので非常に便利です。
こちらもスマートフォン版があるのでいつでもチェックが可能です。
チャットワークダウンロード
https://go.chatwork.com/ja/
・Googleスプレッドシート
ブラウザでエクセルのような機能が使えます。専用ソフトを必要とせず無料で利用可能です。さらに複数人とデータを共有し、同時に編集することも可能です。
リアルタイムに内容が更新されるため、迅速なデータ共有ができるようになります。
他にもGoogleドキュメント(ワードのような機能)、Googleスライド(パワーポイントのような機能)など便利な機能があります。
Googleスプレッドシート
https://www.google.com/intl/ja_jp/sheets/about/
リモートワークをやってみること自体はそれほどハードルは高くありません。
しかし、インターネット環境を使うため、セキュリティに関する知識を常に持っておくことが重要です。
これらは会社で働くこととなんら変わりはなく、常に自分は仕事をしているんだという気持ちを持ってリモートワークをやっていきましょう。
そうすればリモートワークなんて怖くありません。
取材協力
シナスタジアデザイン合同会社
https://syn-game.com/