【ゲームクリエイターへの道】売れるゲームを作るには「商品」を意識する

ゲームの企画を作る職業に就くと必ず「売れるゲーム」について考えなくてはなりません。
全くの新規開発で自由に作っても良いよ、と言われない限りは売り上げを重要視しなくてはなりません。

■ゲーム開発は「商品開発」である

ゲームを売るための考え方は、開発するゲームの種類によって異なります。

・売り切りゲームの場合
ユーザーは先にお金を支払いゲームを遊ぶ
・アイテム課金制の場合
遊ぶだけなら無料で、有料アイテムを後から購入する。

ユーザーが先にお金を支払うか後から支払うかの違いですが、買ってもらう商品の見せ方が違ってきます。

【売り切りゲームの場合】
売り切りゲームの場合は、「このゲームがどうしてもプレイしたい」と思われる要素が必要で、独自の機能やシステムが売りとなる場合が多いですね。
キャラクターや声優を推す事も方法の一つになります。

【アイテム課金制の場合】
アイテム課金制の場合は、継続的に運営されている基本無料のゲームに対して商品を追加していきます。
ゲーム内イベントでプレイが有利になるアイテムや、特殊能力のついたキャラクターなど、プレイヤーが有利になるものが多いです。
特に難易度が高く、通常のキャラクターでは撃破できない強さの敵をも倒せるキャラクターを販売する事も方法の一つです。

■全然売れない場合は考え方に問題がある

売り切りでもアイテム課金でもそうですが、リリースしても全然売れない場合があります。
というより売れない事がほとんどです。
頑張ってものを作っても、それが売れなければ利益は生まれません。しかし、売れない理由は単純で、自分たちが作っているものが「商品」である事を忘れている場合です。

ゲームを作っていて陥りやすい事の一つとして、商品を売る意識が無い事が挙げられます。
これはアイテム課金制のゲームを作る場合と、新規企画を作る場合によく見られる現象です。
「かわいいキャラクターを作れば売れる」数年前のガラケーソーシャルゲーム時代はそれでも通用していました。しかし、現在は価値のあるものが売れる正常な時代です。

また、新規企画では市場規模や利用するデバイスの普及率などを考えず、「新しいから」という理由だけで作ってしまうと売れません。
他にもしっかりとした分析を行わず、「自分が考えた企画スゲー」と周りが見えていない時も非常に危険です。

■売れるゲームを作るには

売れるゲームを作るにはまず市場調査を行い、ニーズに合った商品を作る事です。
ただのゲーム好きが考えた「オレの考えた最強のアイテム」では売れません。
開発者がプレイヤーのニーズを見極めて、はじめて売れる商品となります。これはゲームだけでなく、一般の商品開発と同じ手順を踏めば売れる確率が非常に高まるという事です。
ゲーム開発は特別なものではなく、「商品を作って売る」という基本的な発想を持っていないとダメで、この意識が欠如していると価値のないデータを量産することになります。
調査や分析といった下地をしっかりと作り、プレイヤーのニーズを汲み取って商品開発を行えば、それは売れる可能性があります。

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