XPAND株式会社(は、XPANDコードとQRコードをビーコンとして用いた施設内ナビゲーション「XPAND IN」を提供開始したと発表しました。 GPS通信がしにくい屋内や、細かく入り組んだ施設内はBeacon等のBLEビーコンやWi-Fiを使って測位するケースが主流です。そこにQRコードを活用するソリューションが登場です。
XPANDコードとは
XPANDコードは、既に全国41都道府県の飲食店等で使われているほか、公共交通や公共空間での活用も始まっています。
当社では、XPANDコードのより広い活用方法を提案していくため、既存の地図アプリでは対応が難しい施設内ナビに着目。施設内看板や標識からXPANDコード/QRコードを介した情報提供だけでなく、屋内測位にも使う方法を検討してきました。
その結果、実現したのが、XPANDコードとQRコードによるビーコン(以下「XPAND/QRビーコン」)とそれを用いた施設内ナビゲーションシステム「XPAND IN」(エクスパンド・イン)です。
自分の位置を知るために
位置情報を使うことで便利なのが地図を見るときです。紙の地図を見るのに慣れていないと自分の位置がわからないし、スマホの地図アプリでも結構なズレが出てしまうこともあります。
そうした際には周りの景色を見ながら何とか場所まで移動するのですが、屋内ではそうした精度の高いナビゲーションは難しいのが現状です。
そこに屋内、施設専用のナビゲーションシステムを導入することで、効率よく道案内ができるようになります。
例えば何万席もあるスタジアムから自分の席を見つけることも簡単になりますし、デパートの何百とあるショップから行きたいショップにたどり着く、なんてこともできるようになります。
QRコードで位置情報を取得する
XPANDコードとQRコードによるビーコン(以下「XPAND/QRビーコン」)は、カメラで読み取って、位置補正を行うことにより、ローコストに屋内ナビゲーションを行うことができます。
さらに、本来の機能である、サイトへの転送等の情報取得トリガーとしても機能します。
XPAND INでは、欧州で注目されている施設内特化型ナビ「Mapwize」(フランス)のシステムを採用し、当社の最新読取りアプリに統合。ローコストで安定的な運用が可能になっています。
https://www.mapwize.io/
XPAND INは、当社のXPAND/QR/JANコードリーダー「XPAND.CODES Reader」に標準装備された機能です。
App Storeよりダウンロード、インストールしてください。
https://itunes.apple.com/jp/app/id1456737997
※Android版は開発中です