NetEase Gamesが開発・運営する大人気バトルロワイヤルゲーム『荒野行動』にて、eスポーツのエコシステムを構築する計画があると発表されました。一体どのようなエコシステムが検討されているのでしょうか。
本作は2019年に開催した第1回荒野CHAMPIONSHIPを始め、数々のeスポーツ大会を開催、決勝戦の総視聴者数が延べ1000万人を超えるほど日本でも最大クラスの規模を誇っています。
エコシステム計画概要
公式リーグ戦が月5回に
これまでも継続的に開催していた“荒野High League”をさらにグレードアップ。大会の頻度が毎月5回に増え、手に汗握る素晴らしい対決を毎週末楽しめるようになります。
また、予選、チーム戦、決勝戦と段階を設けることで、実力のあるチームが十分に実力を発揮し、昇格していくルートを用意。チーム間の良質で公平な競争を担保したうえで、四半期ごとに総額300万円を超える賞金や限定のゲーム内アイテム“マント”を贈呈し、大会で実績を残したチームの実力を称えます。
・大会のカテゴライズ
今後行われる『荒野行動』の大会は、「日本全国大会」「公式リーグ戦」「公認大会」「コミュニティ大会」の4種類に分けられます。
公式が各大会を4種類にカテゴライズ、より規範化された大会システムを立てるとともに、大会の開催頻度もさらに高めます。大会を規模や目的に応じて区分することで、よりも多くのプレイヤーが気楽に、あるいは真剣にeスポーツの楽しさを味わえるようになります。
公認制度の導入
公認制度を導入して、多くの主催者が大会を開きやすくします。その結果、選手および潜在的選手であるプレイヤーが大会に参加する機会が増える一方、主催者とスポンサーの収益性もある程度担保されるようになります。
●公認大会
公認大会は、公式が正式に認めた主催者が開催する大会です。希望者は事前に大会内容を公式に提出し、審査を受けます。無事に通過すれば、公認であることを周知してスポンサーを募ることができます。
また、公認大会のなかでも公式からとくに影響力があると認められた大会は、後述するチームポイントシステムに申請・加入することができます。これにより、その大会の価値はさらに高まることでしょう。
●コミュニティ大会
公認大会とおなじくプレイヤーが主催する大会ですが、なかでも“娯楽性”や“社交性”を重んじる大会がカテゴライズされます。大会参加、および主催の敷居を可能な限り引き下げるべく、主催者は大会の基本情報を登記し、大会開催条約に同意さえすれば、簡単に大会を開くことができます。
チームポイント制度の導入
『荒野行動』では、新たにチームポイントシステム“KSP(KNIVES OUT SEASONAL POINT)”を採用。大会はTOP、MAJOR、MINORと3つのレベルに分けられ、それぞれに1100ポイント、300ポイント、100ポイントが与えられます。各チームはこれらの大会に参加し、上位に入賞することで順位に応じたポイントを獲得できます。
このチームポイントシステムは2020年10月より適用されます。荒野High League(TOPレベル)、KWL(MAJORレベル)、FFL(MAJORレベル)でポイントが獲得できるほか、MAJOR・MINORレベルの大会開催の申請も受け付けています。
なお、KSPは四半期を1シーズンとして合計獲得ポイントを競います。シーズン終了時には順位付けを行い、上位6チームには2021年の荒野CHAMPIONSHIP決勝戦段階の出場権と、チーム発展契約基金が公式より贈られます。
詳しくはこちらをご確認ください。
https://bit.ly/3mz98Lq
・荒野行動公式サイト
https://www.knivesout.jp/