二次流通化で収益が永続的に入ってくるようになった「NFTマーケットβ」はクリエイターのためのNFTプラットフォームになれのか

LINEのブロックチェーン関連事業を展開するLVC株式会社は、LINEのデジタルアセット管理ウォレット「LINE BITMAX Wallet」内の「NFTマーケットβ」でNFTの二次流通ができるようになったと発表しました。NFTに独自のコンテンツ量を設定することで二次流通が可能となります。

NFTからの収益を永続的に受け取れる

「NFTマーケットβ」では、IPホルダーやクリエイターが発行するNFTアイテムに手数料となるコンテンツ料を設定できるようになります。この仕組ではNFTにコンテンツ料を設定することで、楽曲の利用料のように発行したNFTが「NFTマーケットβ」でユーザー間で売買される度収益の一部を受け取れます。

イラストレーターのオリジナルイラストの場合、NFT化されたデータは何度も取引され不特定多数の人に渡り歩きます。その際、発行時の販売手数料以外にも収益が得られることとなり、人気のある作品ほど収益も継続的に入ってきます。NFTがブロックチェーン技術を利用していることでトレーサビリティが働き、誰が、いつ、いくらで手に入れたかが分かるためこのような仕組みが成り立ちます。

現在は「NFTマーケットβ」となっていますが、年内には正式版の「NFTマーケット」がリリースされるとのこと。

LINE BITMAX Wallet NFTマーケットβについて

– LINEアカウントをお持ちの方
– 満20歳以上かつ満75歳未満の方
– 日本国内に居住している方
詳細は下記リンクよりご確認いただけます。
http://bitmax-mag.line.me/archives/15216188.html

 ・取扱商品:LINEの独自開発ブロックチェーン「LINE Blockchain」上で発行されたNFTアイテム
・決済手段:暗号資産「LINK」
・コンテンツ料(手数料):NFTアイテムごとに異なります
・ネットワーク利用料:無料
・URL:https://wallet.bitmax.me

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