人と神社をICTでつなぐ崇敬会支援事業を行う、一般社団法人 神社崇敬会が、神社専用のクラウドファンディングサービス『すうけい』を2018年3月に提供開始すると発表しました。神社の資金調達ということで新しい試みとなっており、地方で資金繰りに困っている神社などは存続の可能性を探ることもできます。
歴史を伝える活動から、総事業費1億円超えの奉賛事業まで
現在までに参加が決まっている崇敬会・講社の中には、日本の信仰における貴重な歴史を伝える活動の広報から、本殿修復のための総事業費1億円を超える奉賛事業まで、目的はさまざまにあります。少子高齢化が進む国内での神社の護持運営を広報活動や資金調達でサポートできるのは『すうけい』だけです。
『すうけい』では取材に基づく神社の紹介コンテンツを発信し、そして崇敬会員の入会手続きの代行、会員名簿の作成、オプションで特典の発送代行までを請け負います。夏越・年越の大祓では人形(形代)の発送や初穂料の徴収まで、神事の在り方は損なわず、今の時代に合ったシステムで神社をサポートいたします。
単なる神社の紹介ではなく、神社を支える人々にフォーカスする取材
『すうけい』では、単なる神社の由緒やご利益などの紹介ではなく、神社を支え歴史や伝統を後世に伝えようとする人々の姿にフォーカスし、どのような思いで神職としての仕事をしているのか、また、社頭の隆昌のためにどのような努力をしてきたのかを取材し、神社の今を広く伝え共感を集めることをテーマとしています。
パワースポットや観光とリンクした神社をアピールできるのは全体のほんの僅かです。全国に8万社あるとされる神社には、それぞれ地域の氏子や宮司などの神社を支え歴史を伝えようと日々奮闘する人々の姿があります。一緒に神社を支える崇敬会員を募るためにも、丁寧な取材を通して神社の姿を正しく伝えます。
・一般社団法人 神社崇敬会
URL:https://sukei.jp/