中国国内で利用されるデジタルコンテンツで、ガチャやルートボックスに確率表記を義務化する事となるようです。2017年5月1日より施行されるこの法律では、オンラインゲームのパブリッシャーが下記のことを行うことを義務付けているとのこと。
・中国語 公示内容について
2.6 …オンラインゲーム出版社は、公式サイト上に描画/偽造可能な全ての仮想アイテム及びサービスの名称、財産、内容、数量及び描画/偽造確率又は公式サイトの専用抽選確率ウェブページの情報を速やかに公表しなければならない。ゲーム。抽選確率に関する情報は真実で有効でなければならない。
2.7オンラインゲームの出版社は、公式ウェブサイトまたはゲームの注目すべき場所に顧客による無作為抽出結果を公表し、政府調査の記録を保持しなければならない。記録は90日以上保管する必要があります。ランダム描画結果を公開する際には、ユーザーのプライバシーを保護するための対策が必要です。
ガチャの確率表記は日本でも議論されており、プラットフォームによっては確率表記の義務化を行っています。しかし完全義務化となっているものではなく任意のため、例えば、レアカードが10枚入っている場合、1枚ごとの確率ではなく全体の平均確率を表示するなど、場合によっては大まかな確率表記しか行われていないゲームもあります。