Unityは、VRヘッドマウントディスプレイを付けたままプログラムが可能なツール「Editor VR」の試作ビルドをOculusとVive用に公開しました。Editor VRはUnite 2016 Keynoteでデモ版を公開しており、今後の様々な改善が期待されます。
Editor VRはVR空間内で自由にオブジェクトを動かしたり、配置したりして実際のプロダクトを制作していきます。これまではPCディスプレイ上で配置したオブジェクトをVRで確認するためにヘッドマウントディスプレイを付け外しする必要がありました。この動作が省かれることで、微妙な配置の変更や実際にVR空間内で見た時の調整などが簡単になり、より直感的にゲーム制作が可能となります。
オブジェクトのアニメーションを記録して再生したり、プログラムを表示するVR内ウインドウなどがあり、ゲーム制作における作業の簡略化やアーティストの開発のしやすさが拡充されていきます。
・EDITORVR EXPERIMENTAL BUILD AVAILABLE TODAY
https://blogs.unity3d.com/jp/2016/12/15/editorvr-experimental-build-available-today/
・Unite 2016 Keynote