ボクシーズ株式会社は、オーダーシステム「Putmenu(プットメニュー)」において、イベント会場で現金やクレジットカードを出さずに商品が買える物販機能の提供を開始することを発表しました。グッズ販売は購入時間よりも並ぶ時間のほうが長いため、それが解決できれば利用者も販売者も非常に楽になりますね。
Putmenuはイベントやコンサート会場の物販を手軽に開始できます。利用者はアプリで商品を選び、注文と同時に支払いが完了します。現金やクレジットカードを出さずに商品を買うことができます。販売スタッフは注文された商品をピッキングして、タブレットで利用者のアプリのベルを鳴らして呼び出し、利用者に商品を受け渡すことができます。注文が殺到しても、会計不要で商品を順番にお渡しするため、レジを仮想的に増やせる仕組みです。
特許取得(日米中韓)のテクノロジーにより、会場内の場所を限定した注文を可能にすることで、誤注文やオペレーションの混乱も防げます。
イベントやコンサート会場で物販を行う場合、場所の確保や現金管理の負担が大きく、レジは小さくなる傾向があります。そのため、購入を希望する人の列ができて、行列に並びたくない人の機会損出が発生しています。そして、増加している訪日外国人の消費需要の取り込みも課題です。Putmenuはそれらの課題を解決できます。
Putmenuの準備は簡単です。パソコンの管理画面で商品名、画像、金額などを登録すると自動的に多言語翻訳されてアプリで販売できます。利用者は、アプリをインストールするだけで注文と支払いができます。会員登録、クレジットカードなどの登録も一切不要です。支払いは、携帯電話の料金の支払い方法などを利用するため、簡単に支払いできます。
物販機能は1店舗あたり25万円(税別)の費用で導入できます。6か月分の利用費用も含まれており、期間中、何度でも商品の登録と販売、多言語翻訳が利用できます。
支払いはオンライン決済になり、キャリア決済(「ソフトバンクまとめて支払い」、「ドコモケータイ払い」、「auかんたん決済」)、LINE Pay、Alipay、PayPalなどに対応しています。今後、Apple PayやAmazon Payにも対応予定です。
アプリは12言語(日本語、英語、中国語[簡体/繁体]、韓国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、タイ語、カンボジア語、ベトナム語、ロシア語、スペイン語)に対応しています。
Putmenuは、Microsoft Innovation Award 2016 ファイナリスト、Microsoftのスタートアップ支援プログラム「BizSpark Plus」に採択、(公財)東京都中小企業振興公社の事業可能性評価委員会の評価事業、2017年の経済産業省「IoT を活用した新ビジネス創出推進事業」に採用された革新的なIoT製品です。
2017年7月19日には、帝人株式会社(東京都千代田区)、シャープ株式会社(大阪府堺市)、シャープビジネスソリューション株式会社(千葉市美浜区)、ソフトバンク・ペイメント・サービス株式会社(東京都港区)、日本マイクロソフト株式会社(東京都港区)、東武トップツアーズ株式会社(東京都墨田区)の協力により、飲食店のすべてのテーブルをIoT化して、注文とレジが不要な世界初の飲食店も開始しています。
・Putmenu 公式ページ
https://boxyz.com/putmenu/
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