Marge VRは、VRヘッドセットと組み合わせて使うARコンテンツ用キューブ「HOLO CUBE」を発表しました。このHOLO CUBEは四角の箱を実際に手に持ち、VRのとARを上手く組み合わせた製品で様々なコンテンツを楽しむことが可能です。
アメリカで行われたCES2017で発表されたHOLO CUBEは実際に利用者が手に持って利用できるのが特徴で、これまでの多くのARコンテンツは平面に印刷されたマーカーをカメラで撮影して3Dモデルなどを投影していました。HOLO CUBEを使うと、立体的な四角の箱を手に持ち、自由に角度を変えながら見ることができます。
児童向けの学習教材や立体物の投影に向いている製品で、直接体を移動させなくても、手に持ったキューブを動かすだけで物体の裏側まで見ることができるのが特徴です。これによって狭い部屋でもARを楽しめるため、HOLO CUBEの活用方法がどんどん広がることが期待されます。
多くの場合、VRコンテンツは13歳未満の使用を制限していることが多く、子どもが利用できる単眼VRは迫力に欠けるものがありました。このHLO CUBEはARを利用しているためそうした問題を緩和する製品になるかもしれません。
・Marge VR HOLO CUBE
https://mergevr.com/holocube